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【スパイファミリー】ロイドの死亡をアーニャが救うのか!?伏線を考察します!

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アニメ「スパイファミリー」主人公ロイドは超エリート諜報員。

コードネーム(黄昏)としてその名を知らない者はいないほど伝説のエリートスパイです。

対象の見た目はもちろん、雰囲気や癖まで完全にコピーできる変装の達人で、西国(ウェスタリス)にとっては切り札であり、東国(オスタニア)にとっては国を揺るがす脅威の存在。

そんなミスターパーフェクトなイケメンスパイが作中で死亡する?ファンやSNSで盛り上がりました。

アニメではそのショッキングなシーンも原作通りに描かれていて、併せてご紹介ます。

  • ロイドは死亡キャラだったのか?
  • 死亡シーンには爆弾テロ計画が関係しているのか?

連載開始後累計発行部数2700万部を突破した世界中で大ヒットを飛ばしている「スパイファミリー」の主人公ロイドの死亡説が流れたのはなぜか?

その伏線を深掘りしてみます。

ロイドの幼少期や戦争についての思いも原作をもとに解説してみます。

この記事では、ミッション中に平和への思いを言葉にするロイドの背景、西国情報局対東課〈WISE〉の存在についても触れてみます。

ロイドが諜報員の道を選んだ理由や、どのような初めの家族を持っているのかも分かります。

引用元:SPY×FAMILY ©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会 より引用

引用元:SPY×FAMILY ©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会 より引用

 

名前 ロイド・フォージャー(本名は捨てている)
コード名 黄昏
所属 西国情報局対東課〈WISE〉/バーリント総合病院
職業 諜報員/精神科医
身長 187cm
体重 70~90kg
髪色 ブロンド
瞳の色
パンツの色
特技 変装
趣味 なし

 

ロイド(黄昏)の死亡キャラとしての伏線

引用元:SPY×FAMILY ©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会 より引用

引用元:SPY×FAMILY ©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会 より引用

 

ロイドの過去、戦争を体験した幼少期

幼少期のあだ名は「参謀」。

まだ平和だったころ、軍隊ごっこをしていた時のものです。

作中では本名が塗りつぶされていて、名前は明らかになっていません。

アーニャとミッションをこなしている現在では、もう誰も呼ぶことのないロイドの本名。

ロイドが幼かった昔の親しい友達や、優しいお母さんなどは本当の名前で呼んでいたんです。

 

昔はロイドの本名を知る人がいたのです。なんとも切ないですね。

大将、少佐、伍長といったあだ名の友人たちと毎日兵隊ごっこをして遊んでいたときのロイドは本当に楽しそうです。

「ふりむいたら殺す。」と言って敵の背後に回るロイドは、スパイになって活躍するワンシーンをみることができます。

第一話でロイドが悪漢を脅しているシーンと全く同じ。ファンにはたまらない伏線となっています。

人一倍、敵の背後に回るといった立ち回りの上手さがあるにもかかわらず、兵隊セットを持っていないのはロイドだけでした。

欲しくてたまらないロイドが、何かと厳しいお父さんに参考書が欲しいと初めての嘘をついて、兵隊セットを買ってしまいます。

友達と遊んでも後ろめたさがあって楽しくない。遊ぶことをやめて売店のおばさんと後悔の雑談をしているとき、戦争が始まりました。

目の前で起こった爆撃、つぶれたおばさんの売店。嘘をついてしまったまま帰ってこないお父さん。

疎開先での空爆でお母さんも亡くします。

絶望しかなくなったロイド。第一話の回想シーンが明らかになりました。

戦争に大切な人を奪われ、この世には嫌いなものしか残らず、希望もなく身分を偽って兵士となって生きていきます。

戦闘中に後の友人フランキーと出会い、旧友と再会もします。

しかしその旧友は無謀な作戦に駆り出され、間違いなく命を落としていることに後でしります。

情報を持たないことの無力さ、無知は悪だとさえ思うようになるんです。

そんな中、スパイのスカウトを受けます。

スカウトマンから理由をきかれても「理由なんてない」と答えますが、同じような悲しい想いをする子供がいない世界にしたいと願っていました。

子供が泣かない世界を作りたい、もうあんなことはごめんだと口にします。

ロイドの過去は、一回死んだも同然とばかりに壮絶でした。幼少期の描写と爆弾テロでアーニャが見た予知夢で死亡キャラとして広まったようです。

そして、現在。ミッションの中で爆弾犬によるテロの危険が迫っていても、熱い想いで任務をこなします。

テロの危機


西国で外相大臣が襲われる爆弾テロが計画されていると、ロイドが所属する諜報機関〈WISE〉に情報が入ります。

暗殺が実行されると東西の戦争は避けられず、公になるだけでも東西が臨戦態勢に入りかねません。

キーワードは「犬」。

東国の過激派青年団が、爆弾犬を使って外相を爆殺する計画をたてていました。

当初ロイドはテログループリーダーを変装で演じ、仲間の情報を引き出すまででした。

しかし緊急を要する事態になり、ミッションは爆弾犬による爆破テロを阻止することになりました。

ここで、後にわかるロイドの平和への思いの伏線がるのです。

 

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”ミッション 爆弾犬のテロ計画を阻止せよ!”

時計台

引用元:SPY×FAMILY ©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会 より引用

引用元:SPY×FAMILY ©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会 より引用

 

過激派のアジトを突き止め、爆破テロの全容が明らかになります。

一方でロイドの知らないところで、超能力を持つアーニャが活躍します。

しかも相棒は超能力のある犬。

のちの名前がボンド。

ロイドが消える予知夢を見たアーニャがロイドの死を防ごうと相棒ボンドと街中を奔走します。

予知能力のあるアーニャと、また違った未来の読めるボンド。

原作はもちろん、アニメ版ではより一層コミカルで、しかも絶妙のコンビネーションでで父ロイドの爆弾テロをフォローします。

 

一戦

ロイドは戦争が嫌です。それは前述した幼少期の苦しい思いがあるからこそ。

そして上司シルビアもまた一緒。

テロリストグループを尋問するときにその気持ちが表れています。

「おまえら 人を殺したことはあるか?
誰かに殺されたことは?

砲撃で手足がちぎれたことは?
骨が砕かれる音を聞いたことは?

目の前で親兄弟が崩れた家につぶされていくのを見たことは?
恋人の肉片が壁にへばりついているのを見たことは?

飢えに飢えて木の皮にまでかじりついたことは?
ヒトの肉を鍋で煮たことは?

敵の人間性を否定し、殺し続け、それでもしかし、復員後に心を病み、後悔と恥辱に涙し、ゲロを吐き、自ら命を絶った者が身近にいたことは?

大学では『戦争』を習わなかったようだなボウヤたち?」

by シルヴィア・シャーウッド【アニメMISSION:15 新しい家族より抜粋】

淡々と冷酷にも聞こえる戦争の現実をテログループに語り、シルビアは爆殺計画の全貌を聞き出します。

このシルビアの下りは、ジャンプ+コミックの子供へ向けるテーマ「平和」を表しているようです。

ロイドは情報をもとに爆弾犬を用意したリーダー、キースに仲間とともに挑み見事テロを阻止します。

阻止された暗殺計画

アーニャの機転とロイドの活躍で防がれた爆弾テロによる外相大臣暗殺計画。

犬を欲しがっていたアーニャ。

テロ犬として教育されたボンドと運命の出会いをし、飼いたいとロイドたちに縋ります。

もちろんOKを貰ましたが、他のテロ犬を心配したアーニャにシルビアが言った言葉。

安心しろお嬢ちゃん、この犬たちは丁重にあつかう。
ふかふかの寝床も暖かいご飯もちゃんと用意する。

この犬たちはおそらくつらい目にあって生きてきた。
だからお嬢ちゃんもちゃんとこの子に優しくしてしっかり面倒を見るんだぞ、約束だ。

いい子じゃないか。
私にもあれくらいの娘がいた。

今日が平和で何よりだ。。。

by シルヴィア・シャーウッド【アニメMISSION:15 新しい家族】

アニメスパイファミリーより抜粋

ロイド同様に平和を願うシルビアの言葉は優しく、重みがありました。

翌日、一緒に戦った犬を待ちわびたアーニャ。疲れて寝てしまい、なんとも平和でほっこりです。

引用元:SPY×FAMILY ©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会 より引用

引用元:SPY×FAMILY ©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会 より引用

 

アーニャとボンドが一緒に寝ているシーンは天使ですね。

前半の緊迫したシーンと反対に、ハッピーエンドで平和なラストは見事です。

 

ロイドが死亡する原因を考察

任務中かロイドフォージャーとしてか?

アーニャの予知夢の中でロイドが死亡するワンカットがあり話題になり、ネット検索でもトレンドに入りました。

ではロイドが死亡することはあるのでしょうか。

ロイドがスパイ活動をしている中でどうしても危険な任務になることがあります。爆破、爆撃はもちろん、武装車両で襲われることもあります。

今回の爆弾テロもそうでした。危険とは常に隣り合わせで死なないの?と不思議になることはしょっちゅうあるはずです。そこはアニメ、コミックの世界、主人公がちょっとやそっとのことで死ぬことはありません。

ロイドはジャンプコミック+の主人公であり、ヒーロー的な位置づけになります。成長していくヒーローはもちろんですが、ロイドのように成長しきった主人公もまたヒーローであり強いんです。

スパイファミリーは諜報活動や危険な任務を題材にはしていますが、メインで絶対悪なキャラクターは存在していません。

スパイファミリーはドイツ東西冷戦時代がモデルになっているようにみられ、その時代の諜報員がいかに命がけで東西冷戦の任務にあたっていたか垣間見されますし、緊迫した世界情勢がわかり描写もリアルで、平和へのテーマが浮き彫りになっています。

ロイドは今後も危険なミッションをこなすことはありますが、最終的にはミッションをこなし、生還していくはずです。

ロイドの場合、任務のために作った仮初の家族を持ちました。

最重要ミッションオペレーション”梟”(ストリクス)です。

この任務は最高クラスのロイドでも初めての家族、初めての娘、初めてずくしです。

オペレーションストリクスを通して仮初の家族を守るために、ミッションを遂行することになります。

つまり、父ロイド・フォージャーとして同時に任務として犠牲になる機会が増えました。

ロイドの中で自分の信念を貫き通す任務が、アーニャやヨルといった家族を守るための任務にもなりえます。

戦争を嫌い、平和を願うロイドにとって仮初であっても、フォージャー家は大切な家族になります。

https://yukiblog.me/spy-family-yoru-camouflage/ ‎

家族と任務のために行動することは増えますが、主人公として急死することや、死に向けて物語が進むことはそうそうないでしょう。

任務中に死亡してしまうことがあるとすれば別キャラでしょう。

ヨルもアーニャも、ユーリも平和に暮らしていってほしいものです。

 

ロイド死亡という未来は変えられる?

犬の未来予知を一緒に見たアーニャ。

その予知夢はロイドの死亡でした。

もちろんヨルに相談できるわけでもなく、アーニャは未来を変えることに挑みました。

ボンドと一緒に爆弾の場所を探し出す。

実際だとかなり無謀なことですが、幼い女の子アーニャが超能力者というとんでもない設定が爆弾発見を成功させます。

爆弾が仕掛けられている部屋に入り、アニメでみたスパイさながら爆弾解除にいどもうとしますが、当然無理なこと。

かわりにロイドにメッセージを残して、危険であることを知らせます。

アーニャがロイドの命を救いましたね。

犯人グループをアーニャに結婚を迫る誘拐犯と勘違いしてやっつけたヨル。

フォージャー家それぞれが大活躍し東西の平和を保った一日でした。

作者のフォージャー家に犬を登場させたい設定とスパイファミリー世界観で見事なミッションを作り上げました。

アクションシーンは制作会社「WIT」、そして共同制作「クローバーワークス」とも業界トップクラスのアニメ会社なので実力は十分です。

https://yukiblog.me/spy-family-wit/ ‎

今回はフォージャー家が一丸となってテロを阻止しました。

今後ロイドがスパイという任務の中で、アーニャやヨルとの絆も深まり、一緒に困難を乗り越えていくことが増えるでしょう。

オペレーション”梟”(ストリクス)の中で、当然仮初の家族とミッションをこなしていく機会も多くなるはず。

ロイド自身の能力が高いのは確かですが、ロイドの危機にはアーニャやヨルが陰ながら助け支えていくことになるでしょうね。

今回の爆弾犬テロ計画でしっかい描かれることになりましたから。

ドッチボール大作戦のようなど派手は演出こそありませんでしたが、スパイファミリーらしいミッションでした。

どんな危険な任務でもきっちりこなすロイド。

ロイドを助けるアーニャ。

必死にアーニャを守ろうとするヨル。

3人とも能力が半端ないので、やることがめちゃくちゃカッコよく破壊力抜群。

アクションもばっちり入って、スパイファミリー好きには溜まらない神回です。

 

まとめ

アニメ「スパイファミリー」の主人公ロイドの死亡を仮初の娘アーニャが救うのか?

実際のストーリを追い解説と考察をしてみました。

アーニャを守ったヨルも結果的にロイドをのミッションを助けたことになります。

新キャラボンドも登場し、予知夢として見たロイド死亡の未来を見事変えることができました。

テロ計画を阻止するアクションシーンも見事で、原作コミックを読んだファンは是非アニメ版をご覧ください。

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