大人気アニメ「スパイファミリー」の絶対的ヒロインキャラ「ヨル」。
圧倒的な戦闘力に、清楚な容姿、天然のボケキャラとコミック・アニメファンに人気絶大です。
そのあまりにシリアスな展開で「ヨルさんが、死亡してしまう?」なんてことが話題になってます。
について、特にヨルが好きな世のスパイファミリーファンに向けて考察します。
ヨル・フォージャーの裏稼業と心理描写を深掘りし、作者遠藤達哉氏の意図やコミックへの思いも触れてみます。
ロイドやアーニャと一緒に仮初めの家族として暮らしているヨル・フォージャー。彼女はなぜ殺し屋をし、今回死亡説まででてきたのでしょうか?
ヨルの死亡説が出てきた理由
主なキャラクターであるロイド、アーニャ、ヨルの3人が少しずつズレた設定で話が進むのがスパイファミリー。
スパイであるロイド、超能力者である少女アーニャ、本業が殺し屋であるヨルが、お互いに正体を隠し家族として生活しています。
この微妙なお互いの価値観と認識のズレが、何とも言えない面白さを出しているのが本作です。
今回はヨルが、任務のために本業でまさに死闘することになります。
任務の依頼を受け物語がスタートするのが単行本第7巻mission44から、そして第9巻mission56で任務は無事コンプリートし普段の生活に戻ります。
圧倒的な戦闘力を誇り、本来ほぼ無敵なヨル。
上司の部長さんも依頼主である女性には「彼女は強いので全く心配しなくてよい。」
と言われています。
そのヨルがmissionの最終局面で自分の仕事にブレて、体を切り付けられ、殴られて意識を失い体中血だらけになるというシーンがあります。
これまでの殺し屋稼業は全て大切な人のため、命を懸けて、人を殺めて、今何のためにやっているのか。一瞬悩んだその時、動きが鈍ります。
あたかも、ヨルが生きる目的を見失い、殺し屋稼業を続ける理由がなくなり、敵から見ても死を選んでるのでは?と思わせるシーンが続いていました。
ヨルはこのまま死亡するのでははいかと読者に思わせてしまう描写でした。
最後は、本来の熱い想いを思い出し無事ミッションを完了します。
ヨルさんが熱すぎる!本当に熱い!
このミッションでヨルは、赤ちゃんをもつ女性を守り亡命させる任務が下ります。
乳児を抱える母親の護衛任務には、ヨルの正義感に火が付きます。
しかし敵に隠していた正体が徐々にバレていき、海の上で応援もなく、逃げ場もない。文字通り無数の敵から一斉に追われ、ヨルの持つ全戦闘能力を駆使してひたすら闘い続けます。
部長のフォローがあるとはいえ、ほぼたった一人で全員を相手にします。
そんな過酷な任務中にふと裏稼業をしている理由を考えてしまうんですよね。
こういうところ、ストーリーが絶妙に詰まっていて、スパイファミリー特有の密度ならではがあります。
東西が不安定な社会情勢の中、弟ユーリの生活のため、殺し屋という裏稼業を幼いころから生業としてきたヨル。
その理由であった唯一の肉親である弟ユーリが立派に育ち、戦闘中に命を犯して裏稼業を続けるわけが浮かばなくなったのです。
しかしそれが今や仮初めの家族ロイドとアーニャ、そしてボンドのためとなっていました。
いつも自信のないヨルを、ロイドの言葉が背中を押してくれていました。
この人ならきっとわかってくれる。
ロイドへの信頼感を確信をもって抱いているヨルには迷いがなかったんでしょう。
死の覚悟をしたとき、同時に、仮初めであっても家族のために、今の世の悪を排除したいという自分のやるべきことを悟ったのです。
作者遠藤達哉氏いわく、ファンが求めている家族愛は本来は着目して描いておらず、むしろドライに描きたいと執筆を続けている。
それが出来上がりにおいてある意味よいバランスになっているようです。
非常にストイックに仕事をしてきた遠藤氏、キャラクターや設定に矛盾点がないかまで考えて執筆してきたそうです。
そのストイックな内容に、スパイファミリーのギャクてきな面が功を奏し、無茶苦茶な設定でも笑いに転化することで収められ、読者に楽しめる作品を描くにあたって気が楽になったそうです。
打ち合わせをしながら同時進行で執筆していく中で、読者に楽しんでもらいたい遠藤達哉氏はこれからもファンを楽しませてくれるようです。
ただし、一ファンとして作者に無理はしないでほしいです。
ヨルの魅力とは
ヨルの魅力は物語の設定と世界観によるところが大きいです。
これは原作本を読み進め、ほぼ原作通りのアニメを視聴するにあたり、次第に深く緻密になっていきます。
生きるために表向きは市役所の職員で裏の顔として殺し屋稼業を生業としてきた半生があります。
そこには唯一の身内である弟ユーリの存在がありました。
弟を食べさせるための裏稼業。
そんな世界観は実写版として韓国映画やハリウッド映画でも十分あり得そうな設定です。
アラサーで公務員、容姿端麗な独身女性の超天然キャラ、なのにずば抜けた身体能力と戦闘力で実は無敵。
文字に起こすとハチャメチャなキャスティングを作者遠藤達哉氏が見事に描き切っています。
豪華客船編の中でも、
無敵モードの殺伐キャラと、アーニャと海で遊ぶとき、鍛えすぎですっ飛ばしてしまうおバカさなどの緩急のつけ方が面白いのです。
緩急のつけ方はスパイファミリーの醍醐味。
アクションのカッコよさは抜群で、いばら姫の殺陣シーンだけでなく、ロイドやユーリとの掛け合いのなかで見せるヨルの腕力は凄まじいです。
スパイファミリーならではの楽しさでしょう。
そこには敏腕スパイ諜報員の超イケメンな黄昏、実は性格が超優しく志向が柔軟で任務に忠実、仮の娘アーニャは孤児で、人の心が読める超能力者で、天真爛漫で勉強が苦手でこれまた優しい。
といった面々がお互いを理解し、認め合うという絶妙なバランスで描かれているからです。
豪華客船編で劇場公開!映画化プロジェクト始動!
2022年12月にSPY×FAMILY THE MOVIEの決定が告知されました。
動画をご覧の通り、映画化が決まったということ。
コミックス10巻までの累計発行部数は2900万部突破、コンビニ、文房具、カフェでの各種コラボは絶好調で、集英社も作者遠藤達哉氏もウハウハでしょう(書籍インタビューを読むと、遠藤氏ちょっとお疲れかもしれません。)。
そしてこの劇場版映画化に当たり、本記事でご紹介した豪華客船編の内容がそのまま映画化になりそうです。
というより、設定、ストーリーの規模、アクション、ラストで話の落とし込みまで、公式動画から見ても、ほぼ決定でしょう。
原作で連載中に話題になっていますし、スケール感とエンドロールも十分。
コミックではロイドとアーニャの登場があまりないですが、そこは敏腕制作会社の「WITスタジオ」がうまく脚本をまとめ上げます。
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まとめ
大人気ジャンプコミックス「スパイファミリー」の超人気キャラ「ヨル・フォージャー」について考察してみました。
- ヨルの死亡説が出てきた理由
- ヨルが熱すぎる!ストーリーの伏線
- ヨルというキャラクターの魅力
ヨルが大活躍する劇場公開版の告知キャラクターと設定のギャップにぐいぐい引き込まれ、展開に期待しかないスパイファミリーが人気の理由は、原作コミック、そしてアニメを見ると納得です。
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