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クールランニングの名言とは?!映画が残した名シーンを併せてご紹介します!

洋画スポーツ
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映画「クールランニング」は、1993年公開で大ヒットしたスポーツコメディ作品です。

ボブスレーという冬のマイナー競技ながら制作側のディズニーが見事なヒューマンドラマに仕上げ作中に数々の名言を残しました。そしてこの作品の人種や国を超えたテーマは未来に繋げることにもなりました。

音楽のハンス・ジマーは1994年「ライオン・キング」でアカデミー賞作曲賞を受賞し、のちの2020年「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」などの音楽も手掛けており、作品にあった楽曲で観るものを沸かせてくれます。

ジョン・タートルトーブ監督はウィットでピュアでワクワクする映画を撮らせたら逸品です。

挫折、苦難、それらを乗り越えた成功とそこまでの道のりで友情を育み見事な感動を与えてくれる映画クールランニングの名言をあらすじを交えてご紹介します。

スポーツ映画の感動する名言は、観ていて嬉しく、元気が湧いてきます。


作品名 クールランニング
監督 ジョン・タートルトーブ
公開日 1994年2月19日
上映時間 98分
キャスト  レオン
ダグ・E・ダグ
ロール・D・ルイス
マリク・ヨバ
ジョン・キャンディ 他

さすがディズニー、雪の降らない国で、氷の存在しない地でボブスレーでオリンピックに出る、そんなとんでもない実話。

この作品スポーツコメディー映画ですが、名作「メジャーリーグ」シリーズと同じく、幾つもの名言があり、ラストシーンには鳥肌が立ちます。

クールランニングのざっとあらすじ

オリンピック100m走で金メダルをとった父を持つジャマイカの陸上選手デリース。オリンピックの選考レースで隣のレーンの選手が転倒し、巻き込まれたデリースも出場権を失います。

委員会に再レースを頼むも例外はないと断られ絶望します。そこで壁に掛けられていた写真にボススレーで金メダルをとった白人男性とお父さんが写っていたことを知り、ボブスレーでオリンピックを目指すことを思いつきます。

しかも父親と一緒に写っていた白人男性がジャマイカに住んでいると知り、友人と一緒に元金メダリスト、アービングにコーチを頼みます。

根負けしたアービングはコーチを引き受け、デリースのチーム集めが始まります。この辺りはディズニーお得意の成長ロードムービーです。

音楽担当はハンス・ジマーがジャマイカらしい陽気なレゲエ音楽の軽快なメロディーを作ってくれています。ポップな音楽効果が映画の雰囲気を盛り上げてくれています。

ボブスレーは4競技。なので友人のサンカと、100m走で予選落ちしたジュニア・パウエルとユル・ブレナーの4人でチームを始めます。

ただ、ジュニアはデリースとユルのオリンピックの道を断たれた張本人なので本心からよく思ってはなく始まります。バラバラ感満載でコーチングが始まります。

さあ、オリンピックを目指して練習をしよう。と始まっても、金なし、経験なし、氷のない国でボブスレー、雪のない地で冬の競技。

とんでもない苦難の連続の中で進んでいく王道ストーリー。

全て実話をして成り立ってるマイナースポーツでコメディーなのに俳優が真剣。なので競技シーンが非常にリアル迫力あり、見事なヒューマンドラマになっています。

 

だから名言が響く

出来すぎ設定なのに実話。しかもスポ根。なのであらゆるシーンに名言が響きます。

サンカ死んだか?

映画の冒頭で二人の会話をするシーンがあります。

デリース:サンカ死んだか?
サンカ:ああ、死んだよ。
デリース:俺もだ。

そしてラストシーン。

サンカ:おいデリース!おまえ死んだか?
デリース:いいや死んでない!俺たちレースを終わらせないと!

聞く側が反対になっていて、かつ答える内容も真反対で前向きになっています。
作品中で彼らが成長した感動シーンです

リズムを感じろ!

サンカ:リズムを感じろ!一発ぶちかませ!クゥーーールランニング!

ジャマイカらしい、そして作中のサンカらしい一緒にワクワクして応援したくなるシーンです。

クールランニングを見たらこのセリフを真似したくなるくらいの名セリフです

金メダルを手にする前にとるに足る人間になっていなければ

アーブ:金メダルを手にする前に必要なことがある。メダルを取るに足る人間になっていなければ、金メダルを手にしても取るに足らない人間のままだ!

コーチアーブの名セリフ。ぱっとしないアーブが一番輝いていたシーンの名言です。

自分のほろ苦い人生経験から教訓を学び、デリースに伝えるその意味はゴールすることでわかると言い残します。

俺達には俺たちのスタイルがある!

サンカ:いいか。俺達はスイスとは違うんだ。デリース、俺たちは誰かの真似はしなくていいんだ。俺たちは俺たちのスタイルがあるんだ!

サンカが強豪国選手を真似て上手くいかないと弱気になったデリークに対して奮い立たせてくれるシーンです。

目標とするチームはあくまでも目標。彼らになれるわけじゃない。自分たちにしかできない良さで思いっきり挑もうとするシーンです。

主演5人の絆

4人の選手とコーチのキャラクター設定が親しみやすいです。

ほぼ主人公のチームリーダーのデリースは父親も短距離走オリンピック代表。デリースの親友サンカは陽気でカートレースでいつも優勝している。ジュニアは父親の威厳に怯えるお坊ちゃんキャラ。ユルはいつも高圧的。コーチのアーヴィングは本当に元オリンピック代表選手か?という雰囲気。

バラバラな5人が徐徐にチームとして絆が深まっていく姿が非常に感動的です。しかもジョンキャディー本作が最後の遺作となったというのが灌漑深いです。

 

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なぜならディズニーだから

分かり易さゆえに笑いながら、軽く見れる。笑えるコメディーとスポーツドラマの配分が絶妙です。雪と全く縁のない常夏の国ジャマイカ生まれの男が「ボブスレー」というウィンタースポーツで冬季オリンピックを目指すんですからディズニーにはもってこいのネタです。

南国という国の壁だけではなく、人種差別意識もうっすらと入っています。これを常夏の陽気な雰囲気で暗くならないように観やすいストーリーに仕上げていくのはこれまたディズニーならではです。

ラストシーン

 

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カルガリーオリンピック予選ではスムーズにソリにのれずコースにもぶつかり最下位。

翌日は他国の真似をするのではなく、ジャマイカらしい自分たちのレースをすべきだと息を合わせ8位に入ります。絶好調の滑り出しの中、ソリの不具合で最後のコーナーで激しく転倒してしまいます。

このままチーム誰も立ち上がれないのじゃないかというくらい激しく転倒したままずべり、なんとか止まったソリからやっと降りた4人が救助も借りず、4人でソリを担いで自分たちの足でゴールを歩き切ります。映画の演出とはいえ、観客から歓声と拍手が巻き起こるラストシーンは圧巻です。

まとめ

ディズニーが手掛け、定番のスポ根感動作で仕上げた実話のお話。

個性的で何かとぶつかるキャラクターたちが、それぞれお互いに支えあって成長していく本作。まじめなデリーク、お調子者のサンカ、気弱なジュニア、強気なユル、そして正反対のコーチというわかりやすいキャラクター。

各所に心に響く名言。そして、笑いを誘う名場面を織り込み、様々な問題を克服しながら常に前を向こうとする登場人物。

自分らしく生きることとはどう振る舞うことなのか。そのテーマが英語圏の学校教材として上映されることも多く、日本でも長く愛され、冬季五輪のジャマイカ国登場シーンでは本作を紹介することが定番にもなっています。

小さな子供から、スポーツ好きな大人まで楽しく笑って感動できる外れなしの作品です。是非ご家族でご覧になって一緒に元気になっちゃいましょう。

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